愛は国境を越える
上海へ初めて行ってきました。
目的は観光ではなく、
新しい家族に会うため。
弟のお嫁さんが中国人なのです。
最初は大反対だった両親ですが、
弟の
「彼女と結婚出来ないなら生涯独身。」
その想いに折れて、
彼らは夫婦になりました。
当初、挨拶に1度日本に連れてくる。
と話していたのが先に子供が出来まして。
最初は結婚の挨拶くらい向こうからくるのが当たり前だ!!!
と息巻いていた両親ですが、
孫会いたさに、痺れを切らして
こちらが会いに行くことに。
人見知りが始まった。と聞いていた姪っ子は
ちーっとも泣かず、
ニコニコ、キャッキャしていて
両親のメロメロ具合に(特に父親)
逆に私が引きました...
あんなに顔をしわくちゃにして笑ってるのみたことないんですけど(笑)
お嫁さんもそのお母様も、
とっても気さくで親切な方達で
中国人。というだけてなんとなく偏見があったであろう、両親も
安心した様子でした。
お嫁ちゃんなんて、別れ際、淋しいと涙を流してくれて
それだけで、
なんていい子なの~!
と私も微笑ましく思いましたわ。
でもまぁ、すごいよな。
と思うのははやり弟で。
彼、
元々中国語話せる訳ではないんですよ。
数年前、上海万博があった時に
仕事であちらに行ってた時に彼女と出会い
彼女と一緒に居たいから。
という理由で向こうの企業に就職して。
今でも、生活に必要な最低限の中国語しか話せないらしい。
端からみたら、ちゃんと喋ってる様に感じたけど、
通訳の人呼んだ位だから、やはりあんまり喋れてないんでしょう。
それでも、夫婦になったんだから。
言葉が通じなくても感じる何か。
が二人の間にはあるんでしょうね。
愛は国境を越える。
というやつを
目の前で見せて貰いました。
スゲーな。と思ったのは
両親の前でも普通に手を繋いで歩くのね。
ちょっと日本人だと考えられないかなー。
というか、
私達家族のなかでは、ビックリで、
外国人でやっぱり愛情表敬がストレートなのね。
と思った次第でございます。
ともあれ、
幸せそうに暮らしている弟家族を
確認出来て、
両親共に、私も安心しました。
末長く、お幸せにね。