音叉とアロマを使う心と身体の調律師 絢子の セラピスト生活

音と香りと掌で心と身体・周波数を整えるアロマ音叉セラピストのセラピスト生活

私の動かさないといけないもの

『女になってはいけない』

腹の底からドンッとそんな感情が沸いてきて涙が溢れでる。

Uzmeの旗揚げ公演-Mao-で女の化身役のMioさんが出てきた時のこと。

そこからずっと、涙が止まらなくて声を圧し殺し震える体を抱きしめながら舞台を観た。

Uzmeの旗揚げ公演-Mao-を観た。

で、???と思って下さった方。
居るとしたら
私に興味を持ってくださってるか、
とっても記憶力の良い方ですね。

冬佳ちゃんにファンレター的なブログを書いたのはちょうど1年前。

そして、10月の御披露目公演は踊った。
この時は、私も5月も踊るつもりだった。

でも、踊らなかった。否、踊れなかった。

脚本・演出の金房実加さんの書いたMaoのストーリーがあまりにドストライク過ぎて。

「母と娘」「生と性」「光と闇」

向き合うことが恐くて逃げ出したんだ。


でも、

どうしてもMaoの事が気になって直前になって当日のお手伝いを申し出た。

結果的に会場係として脇からちょこちょこ舞台を見せて貰いつつ、最後に観客席から

私は私の中のMaoに会いに行った。




私はsexをしたことがない。

実際に会ったことがある方はご存知のように私は太っている。

それは自分の中のセクシャリティを、隠す必要があるから。

それは男性に対する恐怖感と嫌悪感からくるものだとずっと思っていた。

レイプ未遂とかストーカーに盗撮されるとかそんなことがあって

そういった男性からの性的対象から自分を守る為に自分のセクシャリティを、隠す必要がある。と。

でも、本当は違った。

女になってしまうと母から愛されなくなる。
母にとって愛する対象で居るためには
女になってはいけないのだ。

そこが私のセクシャリティを隠す、抑圧している本当の原因であるならばパートナーが現れる訳がない。っていうね。

ははぁ~、しっかり自分の望み叶えてました。笑

とんだ勘違いをしていたものだ。

セクシャリティ=生命力と
何かで読んだことがある

母に愛される〉自分の生命力を生かす

だとは…どんだけ自虐的なんだ、私。

今まで、カウンセリングやらセラピーやら占いやら…
自分を内省するためのセッションを受けると必ず言われてきたことがある。

もっと自分を大切にしてあげて。

その度にこれ以上、何が自分を大切にすることになるの???ってずっと分からなくて苦しかった。

そうか。
こういうことか。

自分の生命力を圧し殺すなよ。

ってことなんだ。


もう、やっとやっと繋がったよ。
ここまで来るのに本当に時間がかかった。


ここまで奥深く魂が揺さぶられる舞台は他には無いと思う。

観劇やエンターテイメントは人を感動させるという娯楽の側面があると思う。

だけど、Uzmeの舞台はそれとはちょっと違う。

人を感動させるを凌駕する何かがある。
少なくても私にとっては。


きっと再演があるでしょう。
これを500人がそこら数の目に止まっただけで終わらせてはいけない。

そう思わざるにいられない素晴らしい舞台でした。


最後にこの作品をここまで作り上げてきた冬佳ちゃんをはじめ、すべての人に最高の敬意と感謝を。